HSPは仕事ができない。【それは思い込みなので気にしなくてOKです】

HSP

 

HSP気質で仕事のことで悩んでいる人「仕事ができなくて毎日怒られて苦しい・・・。自分ってダメだなぁ。」

「どうすれば仕事ができるようになるのかわからない、、、できる人とできない人の差ってなんだろう?」

「HSPの自分にも向いている仕事ってあるのかなぁ。」

こういった悩みに答えます。

本記事の内容

  • 1. 仕事ができないと感じる具体的な2つの理由
  • 2. 仕事ができる人とできない人の差とは
  • 3. HSP気質を活かしながら、のびのびと活躍できる仕事内容とは

この記事を書いている僕は、HSPの度合いが高めです。
小さいころから常に「生きづらさ」を感じて生活していました。

自分の気質に合わない仕事をしていた経験があり、

その度に「アホか」「なんでそんなに仕事ができないの?」
など、ひたすら罵倒されて、怒られ続けていました。

やることなすことすべてが空回りしてしまう。

「仕事が自分の気質に合わない」


そんな環境で働いている方の苦しみは嫌というほどよくわかります。
僕自身、今ではHSPを活かしながら、本業と副業のバランスをとって心地よく生活しています。

というわけで、僕が会社員歴9年という実体験から学んだ対処法を解説していきます。

仕事ができないと感じる理由。それは働く環境と仕事内容が合っていないから

結論、HSP気質の方が「仕事ができない」と感じているのは思いこみです。

そもそも自分の特性にあっていない仕事の内容か、そういった職場環境で働いている可能性が高いです。
HSP気質を持つ方にあっていない、働きづらい仕事の内容とその環境例は以下のとおりです。

  • スピードを求められる or せかされる
  • あれもこれもと、マルチタスクをこなすような仕事
  • じっと監視されながらの仕事
  • 五感を刺激してくるような環境

 

具体的な対処法などを交えながら解説していきますね。

スピードを求められる or せかされる

HSPの方は深くじっくりと考え、自分なりの答えをだして行動に移します。

「ゆっくり丁寧に仕事をこなす」

これがHSP気質な方に向いた基本的な働き方です。
だからといって仕事が遅すぎるかといえば、そういうわけではありません。

「繊細さんの仕事の進め方は、決して「遅い」とはかぎりません。

手戻りが少なかったり、深く考えるおかげで他の人が気づかない効率的な方法を編み出してたりと、トータルで見れば同僚たちと同じスピードか、ときには早いことさえあるのです。

(出典:「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

仕事にスピードや効率を求めている職場だと、「ゆっくり丁寧に仕事をこなす」

そんな働き方に合わないことがあります。

僕自身、過去の仕事が合わな過ぎて、かなりしんどい時期がありました。
その時期にお世話になったメンタルクリニックでは、不安神経症と診断されました。

・質の高い丁寧な仕事をしたい
・正確なものづくりがしたい

そう思いながら働いていましたが、職場の傾向にあっていなかったので、せかされつづけて怒られていました。

繰り返しですが、「ゆっくり丁寧に仕事をこなす」がHSP気質の方に合う働き方です

HSPの性質を活かせるような仕事内容と環境選びが大切。
そこを視野に行動してみると、次のステップにつながると思います。

あれもこれもとマルチタスクをこなすような仕事

一つのことを丁寧にこなすHSP気質の方にとって、マルチタスクのような仕事が苦手です。

僕自身も、一度にたくさんの仕事を処理しなければいけないとパニックに陥ります。

・やるべきことを整理する
・仕事の流れをみながら優先順位を決める
・一つの仕事を確実にこなす

この3つを意識することで気持ちに余裕ができるのでおススメです。

それでも対処できないような仕事量のときは、周りに仕事を分散してもらえるように上司や同僚に相談してみましょう。

取り合ってくれなかったり、罵声を浴びせるだけなら「転職」を念頭にして即行動がいいですね。

じっと監視されながらの仕事

HSP気質を持つ方はじっと見られたり、監視されながらの仕事が苦手です。
見られたり監視されながらの仕事だと、ほぼ確実に本領発揮ができずに空回りしてしまいます。

見られることで

「なにか間違っているんだろう?」

「仕事の手順を間違えてるのかな?」

などの強迫観念に近いような緊張感にみまわれます。

本来できることもできなくなるので、怒られたり評価が下がってしまったりして悪循環にハマることも。。。

これが基本的に一人の空間だと、周囲を気にせずに、のびのびと仕事がこなせます。

・反復して身に着けられる仕事なら、何度も練習する
・人に見られていると感じたときは、一分間だけ何も考えないようにする

僕はこの2つで、状況がある程度よくなりました。

負の感情に飲み込まれそうになったときに、一度すべての思考を止めて「無」にすることで余計な不安感が軽減しますよ。

とはいえ、観察されながら仕事をすることは大きなストレスなので、部署をかえてもらったりして、そういった環境を入れかえてもらえるように相談してみましょう。

仕事に集中できないような環境

本来の実力をだせなくなる原因に、仕事をする環境そのものに原因があるかもしれません。

職場の環境はHSP気質を持つ方にとって大切なポイントです。

繊細だからこそ、周囲の雰囲気やその場の空気を敏感に感じ取ってしまうからです。

・怒鳴り声をきくと自分が怒られたかのような気持ちになる
・周りの雑音が多くて意識が散漫になる

かなり当てはまる方も多いと思います。

これ以外にも、自分の主張を強要してくる人(我が強い人)が近くにいると、なかなか断れないので消耗してしまうケースもあります。

そういった一緒にいて「しんどい」と感じる人といると、消耗するスピードがはやくなります。

また、周囲の雑音や匂い、光などの五感に刺激があると意識がかなり散漫になるので、このケースも違う部署にかえてもらうなど相談や要望を出した方が早急に解決できます。

難しい場合は、耳栓や遮光の仕切り、消臭剤を置くなど。
優先度を上げて対策をしていきましょう。

仕事ができる人とできない人の差は「相手の気持ちに立って考えられるかどうか」

近くに仕事ができる人を少し思い浮かべてみて下さい。

僕がこれまで見てきた”仕事ができる人”の共通な印象として

  • 一つ一つの仕事に集中できている
  • やる気をもって仕事に取り組んでいる
  • 失敗することを恐れない
  • 相手の気持ちに立って考えられる

 

このような共通点がありました。

深掘りして解説していきますね。

一つ一つの仕事に集中できている

仕事ができる人は、仕事そのものに集中できているからこそ「仕事の全体像」がよく見えていて、流れを理解できています。

なので仕事をこなすスピードも最短で早いです。

一方、HSP気質を持つ方は、一つの出来事に対して受け取る情報量がとても多いです。

五感の敏感さも交われば仕事以外の疲れも倍増します。
仕事や自分がいる環境そのもののストレスが重なれば、それだけでいっぱいいっぱいになることも。

すると「集中力」が散漫になるので、ミスを連発してしまう原因になります。

まずは集中できない理由を改善して、環境を見直すことを意識してみましょう。

やる気をもって仕事に取り組んでいる

仕事に集中している方は、仕事を流れるようにこなせるので、やる気やモチベーションが高いです。

「やる気」があるので、仕事の効率化ができます。

・無駄な力を使わないで仕事ができる
・どうすれば楽に仕事ができるのかを考えられる

集中力が途切れやすい方だと、ミスがつづきます。

ミスがつづけば怒られますし、そうすると「やる気」もどんどんなくなっていきます。
モチベーションが上がらないので仕事の効率化が難しくなります。

「これなら得意!」って思える技術があるならそれを磨くのもあり。
得意な分野があれば、そこだけでも「やる気」は湧いてきます。

少しずつでも、やる気を高めれるような「得意分野」を見つめてみましょう。

失敗することを恐れない

仕事ができる人って、僕の経験上、失敗することをあまり恐れない人が多い印象です。

なのでとにかく成長するスピードが早い。
成長が早いので、おのずと成果につながって信頼ができる=自信につながる

こんな好循環がうまれています。

一方僕のようなHSP気質だと、どうしても「失敗することを恐れる」ようになってしまいます。

失敗がつづくと「人の目」が気になるようになるし、怒られたくないので苦手な仕事からは逃げの姿勢になります。

嫌な仕事から「逃げ」の姿勢になれば、苦手な仕事を避けるようになるので、

かえって現状が悪くなり、悪循環に陥ります。

逃げの姿勢自体は悪いことではなく、だれでも一度や二度は経験することです。

それが長く続くようであれば、自分の気質に合っていない可能性があるので、思い切って転職を検討してみましょう。

 

相手の気持ちに立って考えられる

仕事ができる人の共通点がもう一つあって、常に相手の気持ちを想像して、適切な行動ができています。

  • 気を使うのではなく気は利かせる
  • 仕事を進めるために求められていることが適材適所にできる
  • かゆい所に手が届く

こんな行動があたり前のようにできる人です。

自分のことでいっぱいの方であれば、そんな行動と反対になりがちです。

でも、HSP気質の方であれば

・相手の状況などを自然に察知できる
・その場の空気をよむ

そんな長所があります。

余裕さえもてれば、その長所は生きてくるのでHSP気質の方にはこれ以上ない強みになりますよ。

HSPの長所を活かしてのびのびと活躍できる仕事 

今の職場が合わなくて苦痛と感じている、HSP気質の方にも合った仕事や職場の環境例をみていきましょう。

スピードではなく質にこだわれる仕事

とっさに物事を判断して、スピード重視の仕事は基本的にHSP気質の方にはあまり向いていません。

それよりも深く細かく考えて、じっくり取り組んで評価されるような仕事を選びましょう。

自分の気質を活かせますし、本来の能力をのびのびと発揮できるからです。

僕は副業というかたちですが、ブログやTwitterで情報発信をしています。

誰にせかされることもなく一人でコツコツと作業ができますし、喜びもあります。

・同じ境遇の方の悩みに寄りそうことができる
・記事作成は大変だけどやりがいがある

「共感や、感謝の声」をいただけるようになったので、質にこだわれる「情報発信」というジャンルは向いていると感じています。

職場の環境と人間関係が落ち着いている仕事

なんども繰り返しになって申し訳ないのですが、HSP気質の方にとって職場の環境はとても大切になってきます。

・怒鳴り声が響く環境
・自分の主張を無理強いしてくる人(我が強い人)
・じっと監視してくる人
・匂いや音など、五感を刺激してくるような職場

こういった職場は向いていないので、頑張ってムリをする必要はありません。

HSP気質の方にとって、ノイズが少ないそんな職場をよく分析してみましょう。

ものづくりなどクリエイティブな仕事で評価される

もち前の感受性を活かして

・ハンドメイド作品
・イラスト制作やデザイナー
・youtubeなどの動画制作

など。

細かいことが気になってしまい、人より時間をかけるタイプであれば、こういったクリエイティブ系の仕事につくのもアリだと思います。

とても好循環

僕は本業で造船業をしていますが「溶接」や「鉄切り」など、一つの技術を長い時間をかけて極めていくのがとても楽しいです。

楽しい→少しだけ結果がでる→周りからの評価が上がる→もっと頑張ろうと思える。→また少しだけ結果が出る→またまた、周りからの評価が上がる→もっともっと頑張ろうって気持ちになる。

人はなんだかんだいって褒められると嬉しくなります。

評価が上がればどんどんいい流れになっていくので、ものづくりなど一つの技術を極めていくのもオススメです。

転職する際の目安

最後に転職したいけど、どうするべきか悩んでいる方に一つの目安を紹介してみます。

「給料はいらないから仕事を休みたい」

そう思えたなら即、仕事をやめる活動をした方がいいです。
なぜなら、そこまで仕事が嫌になると、プライベートな時間まで仕事に支配されてしまうからです。

何をしても楽しくないと感じてしまい、うつ状態になります。

僕自身、以前の仕事がそんな状態で、我慢をしてつづけていました。

結果、1年くらい心を病みました。
なので自分の心の声に素直に耳を傾けてみましょう。

HSPは仕事ができない。【それは思い込みなので気にしなくてOKです】

大切なことなので何度でもいいますね。

HSPの人が仕事ができないっていうのは思い込みです。

仕事内容と職場の環境が合っていないので、本来自分がもっている能力がうまく発揮できずに空回りしている状態なんです。
自分がいるべきフィールドが違うから、本領発揮ができていないだけです。

なので、仕事ができないわけでもダメな人間なわけでもありません

今回の記事で、そんな思いこみが少しでも緩和できたら幸いです。

最後まで読んでいただいき、ありがとうございました!