【review】Woo Audio WA22【究極の真空管アンプ】

Woo Audio

日本ではあまり認知されていませんが、アメリカの「Woo Audio」というメーカーが激アツです。

何がすごいかといえば、真空管アンプに半導体を使わず「真空管のみ」の増幅を可能としています。

冒頭からテンション高めのミヤ( @yo_ta2202)です。

今回は、Woo Audio据置き型の真空管アンプ「WA22」をレビューしていきます。

・WA22のスペックが知りたい

・WA22がどんな音質か知りたい

・WA22と他の真空管アンプはどう違うの?

こんな疑問を解決できる記事を書きました。

本記事の内容

  • Woo Audio WA22の概要を解説
  • 【review】Woo Audio WA22【究極の真空管アンプ】
  • WA22とほかの真空管アンプの差を徹底解説

この記事を書いている僕は、Woo Audio WA22の使用歴が4年以上。

自身のInstagramアカウントでWoo Audio(@wooaudio)と相互フォローをいただいています。

 

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この記事でご紹介する『Woo Audio WA22の音質】』を読めば、公式ページや日本でレビューされていない『WA22のリアルな音質』がわかりますよ。

なぜならWA22を聴いて、極上の真空管ライフを満喫している僕が、実際に使って感じた本音だけを紹介するからです!

まずは、ざっくり『Woo Audio WA22ってどんなヘッドホンアンプなの?』っていう概要から話すので、『Woo Audio WA22 』が気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

Woo Audio WA22の概要


スペック

  • 製品名 / WA22
  • 真空管 /使用真空管×5本(出力管:6080(6AS7G)×2,ドライバー管:6SN7×2,整流管:5U4G×1)
  • サイズ / 幅305mm x 奥行き267mm x 高さ178mm(真空管なしのサイズ)
  • 据置き型
  • 入力端子 : XLRバランス端子 x 1, RCAアナログ端子 x 1
  • 出力端子 : XLR3pin端子(L,R) / XLR4pin / 6.3mm 標準ステレオ端子
  • フルバランス / A級動作 / フルディスクリート構成
  • カラー / Black・Silver
  • 電源電圧 / 100~115v
  • 互換性のある真空管を自己バイアス

※電源ケーブルは別途必要となります。

メリット・デメリット

メリット ・純粋な真空管アンプ
・据置きアンプ
・HI-FIなサウンド
・ダンピングの効いた低音域
・ヴィンテージ真空管を楽しめる
デメリット ・真空管の知識が少し必要
・交換用の真空管が入手しづらい

Woo Audio WA22は、非常にすぐれた据置きの真空管アンプです。


厚みのあるアルミ製のシャーシが重厚感を放っています。

ツルっとした手触りではなく、細いスリット加工が施されています。

カラーはシルバーとブラックの2色があります。

本体サイズが 約305mm x 267mm x 178mmと、据置きにしては小さめな方なのでコンパクトなラックに収まります。

ただし、分厚いアルミの筐体なので、重量はズッシリと重め。

強度の高いラックだと安心ですね。

背面、DACなどとXLRバランス接続が可能です。

真空管の付属あり

WA22を購入すると標準の真空管セットが付属してくるので安心して使えますね。

・整流管:Svetlana 5U4G

・ドライバー管:Sylvania 6SN7GTB ×2

・出力管:Philips 6080WC ×2

以上の5本が付属していました。

※付属の真空管はその都度変更されるようです。

【review】Woo Audio WA22【究極の真空管アンプ】

ここからはWoo Audio WA22の音質を紹介していきます。

WA22には前期・後期型がある

まず最初に、WA22 には初期型のタイプと改良型(2nd gen)があります。

現在では改良型のみですね。

主な違いは以下のとおり

  • 4連タイプのボリュームから、Alps製の4連ボリュームに変更
  • トロイダルトランスの変更

結論、初期型の方が内部パーツにコストが掛けれているので音は良いです。

とはいえ、改良型であっても、真空管のみで音を増幅するという方針に変わりありません。

Woo Audio WA22の音質

これまでの真空管アンプの音を思い浮かべると

温かみのある音

そんなイメージがありませんでしたか?

もちろん、真空管の特性によってはそんな印象を感じることもあります。

意外かもですが、”真空管の稼働率100%”の真空管アンプが奏でる音は、かなり解像度が高いです。

そして、音に厚みがあります。

今までとは逆のイメージ。

プラス、音楽全体に「艶」や「ホール感」のような空間表現も体感できます。

まさに真空管でしか鳴らせないサウンドです。

こんな音をWoo Audio WA22では実現できます。

また、ヴィンテージ真空管を入れ替えて楽しめるのも本機の最大の魅力。

個性あふれる古き良き真空管サウンドをWA22で楽しめるなんてロマンしか感じませんね。

フルバランスのオール三極管アンプ

Woo Audio WA22はフルバランスのオール三極管アンプです。

この構成のアンプはほかに見かけません。

4chの信号を個別に増幅でき、音の分離やダイナミックレンジが広がります。

オール三極管構成なので、高出力こそ出せませんが、ヘッドホンアンプに特化することで成立します。

また自己バイアスなので、いろんなヴィンテージ真空管に差し替えることが可能。

こんな真空管アンプはなかなか無いですね。

接続機器にもこだわろう

WA22はアンプ機能のみなので、据置きのDACを用意する必要があります。

もちろん、なんでもいいというわけではなく、できるならWA22と同じディスクリート構成のDACを選ぶと相性がいいです。

ディスクリート構成とは、回路において、ひとつひとつ異なる部品が使われるという意味です。

つまり、高音質パーツを採用したり交換ができるということ。

僕のおすすめはWired 4 Soundの「DAC-2V2SE」です。
内部がこれでもかというほどコストが掛けられていて、WA22と同じくディスクリート構成。

かなり良質な組み合わせになります。

WA22とほかの真空管アンプの差を徹底解説

  • ①純粋な真空管の音を楽しめる
  • ②ヴィンテージ真空管を入れ替えて楽しめる
  • ③つなぐヘッドホンをフルドライブ

①純粋な真空管の音を楽しめる

Woo Audio WA22は純粋な真空管アンプです。

真空管のみで増幅しています。

「真空管アンプだから、真空管で増幅するのは当たり前じゃないの?」

と思われるかもです。

繰り返しにはなりますが、世の中に出ている真空管アンプとよばれるものは、実は半導体とのハイブリッドアンプです。

つまり、真空管のみで音を増幅しているわけではないということ。

これができる機種はほんのわずかしかないと思います。

ですが、WA22であれば純粋に真空管の音が楽しめます。

理由としては以下のとおり。

・オール三極管構成

・A級動作

・フルバランス

・ディスクリート構成

専門的な用語を出して申し訳ないのですが、WA22を語る上で外せない特徴なので合わせて紹介しました。

Woo Audio WA8 Eclipseにて深掘りして解説しています。

» Woo Audio WA8 eclipseを徹底レビュー【真空管アンプの極み】

Woo Audioの真空管アンプへのこだわりがヒシヒシと伝わってきますね。

②ヴィンテージ真空管を入れ替えて楽しめる

真空管アンプの最大の魅力ですね。
いわゆるチューブローリングってよばれることができます。

真空管が最盛期のころに作られたヴィンテージ真空管をWA22では搭載できます。

真空管サウンドを聴けますし、各メーカーの個性あるデザインやパッケージも同時に楽しめるので、コレクション性がありますね。

③ヘッドホンをフルドライブ

Woo Audio  WA22の特徴として、つないだヘッドホン本来のパフォーマンスを最大限引き出してくれます。

それを実感できたのがFocal Utopiaヘッドホンです。

つなぐヘッドホンアンプによってはうまく本来の音が聴けません。

しかし、Woo Audio WA22であれば、Utopiaヘッドホンのすべてを引き出せます。
くわえて、真空管の個性を描き出すことも可能。

真空管アンプ好きにはたまらない組み合わせですね。

» Focal Utopiaを徹底レビュー【結論:神ヘッドホン】

中古の真空管の注意点

とはいえ、中古の真空管を使う際には注意が必用です。

古い真空管は内部でショートをしている可能性があります。

ショートしている真空管を使うと、アンプ本体やヘッドホンを傷める原因となります。

真空管を買う際は、できるだけ真空管を測定、販売しているショップを利用するのがおすすめです。

Woo Audio WA22はこんな人におすすめ

Woo Audio WA22は「真空管本来の音を最大限に引き出せる、そんなアンプが欲しい人」におすすめです。

使用する真空管がわりとメジャーなので、交換できる真空管にも幅があります。

世界で1番高音質といわれている「Western Electric 421A」も搭載可能です。
ただし、真空管の知識や選定方法など、深く楽しむためには現代の半導体アンプより手間暇がかかります。

また、当たり前にはなりますが、据置きなので外には持ち出せません。

ポータブルでも真空管を気軽に楽しみたい方は、Woo WA8Eclipseがおすすめです。

Woo Audio WA22レビューまとめ

本記事では「【review】Woo Audio WA22【純粋な真空管アンプの音】」について書きました。

Woo Audio WA22は世界でも有数な「真空管アンプ」です。

ヴィンテージ真空管のサウンドを純粋に楽しめ、最新の機材とも接続できるレアなヘッドホンアンプとなります。

今回は以上です。

それでは、miya ( @yo_ta2202)でした。

最後にWA22の購入リンクを貼っておきますね。

Woo Audio WA22購入リンク

日本で取り扱っているところがフジヤエービックくらいしかありません。
フジヤエービックであれば信頼度も高いですし、安心して購入ができます。

Woo Audio WA22のメリット・デメリット

メリット ・純粋な真空管アンプ
・据置きアンプ
・HI-FIなサウンド
・ダンピングの効いた低音域
・ヴィンテージ真空管を楽しめる
デメリット ・真空管の知識が少し必要
・交換用の真空管が入手しづらい