真空管アンプのデメリットは2つだけ【実体験をもとに解説】

Tubes

こんにちは、ミヤ( @yo_ta2202)です。

今回は、「真空管アンプのメリット・デメリット」をご紹介していきます。

・真空管アンプのメリット・デメリットが知りたい
・真空管アンプは選ばない方がいいの?

こんな疑問を解決できる記事を書きました。

本記事の内容

  • 真空管アンプを使うことのメリットとは
  • 真空管アンプのデメリットは2つだけ【実体験をもとに解説】
  • 真空管アンプを選ぶべき理由

この記事を書いている僕は真空管アンプの使用歴が5年以上。
真空管の総保有数が100本ほど。

現在はWoo Audio 「WA22」,「WA8」という純粋な真空管アンプを使って、極上の真空管ライフを楽しんでいます。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Yosuke(@yo_ta2202)がシェアした投稿

この記事を読むことで「真空管アンプを使用する上でのメリット・デメリット」がわかりますよ。
なぜなら、僕が実際に真空管アンプを使ってメリット・デメリットを嫌というほど体感したからです。

真空管アンプを使うことのメリットとは

真空管を使うメリットは次の5つです。

  • メリット①:真空管特有のサウンドが楽しめる
  • メリット②:ヴィンテージ真空管を交換する楽しみがある
  • メリット③:二次的歪が倍音となる
  • メリット④:ヘッドホンを強力にドライブする
  • メリット⑤:外観が美しい

真空管アンプの最大の魅力は、真空管最盛期につくられた「ヴィンテージ真空管」と交換できるところかと思います。

ヴィンテージ真空管と交換することで、真空管アンプならではのサウンドが楽しめます。

メリット①:真空管特有のサウンドが楽しめる

現在の半導体アンプでは出せない「真空管特有のサウンド」が真空管では聴けます。

本来の真空管アンプの音は、かなり解像度が高くて低音域が弾けます。
ヴォーカルには艶感があって生々しい。

真空管ならではの音ですね。

メリット②:ヴィンテージ真空管を交換する楽しみがある

真空管アンプは、真空管そのものを交換する楽しみがあります。

ヴィンテージ真空管だと、「製造年式」や各メーカーによって「音色」が微妙にかわってくるのがおもしろいですね。

また、個性があるパッケージや、真空管そのものを集める楽しみがあります。
詳しくは、真空管の交換で音が変わる理由を解説【100本交換してわかったこと】で詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

メリット③:二次的歪みが倍音となる

ちょっとマニアックな話ですが、真空管には歪みというもがあります。

基本的に、歪だけにフォーカスするなら真空管より半導体が優れていまして。

しかし、歪ばかりに注目すると、味のない音になってしまいます。

逆に真空管は二次的歪みといわれるものが「倍音」となり、聴き心地のいいサウンドになる場合があります。

正直、数値や理論だけでは語れないのが真空管の魅力でしょうか。
「出てきた音がすべて」というのが結論です。

メリット④:ヘッドホンを強力にドライブする

真空管アンプは

「温かみがあって、柔らかい音」

こう表現されることがありますが、”純粋な”真空管アンプの音はむしろその逆をいきます。

解像度がとても高く、低音域も深く弾ける。

これが本来の真空管アンプのサウンドです。

また、つないだヘッドホンをフルドライブして、本来のパフォーマンスを発揮でるのが特徴です。

» Woo Audio WA8を徹底レビュー【真空管アンプの極み】

外観が美しい

真空管アンプならではの特徴に「外観の良さ」があります。

なんといっても、真空管の淡い灯りがとても美しい。

なにも考えずみるだけで癒される。(音が良ければさらに最高ですね)
古い真空管を現代でも使うという「ロマン」すら感じます。

まさに現代で失われつつある「風情」を感じることのできるアンプだと思います。

真空管アンプのデメリットは2つだけ【実体験をもとに解説】

アンプのサイズが大きくて場所を取る、発熱して持運びにくいなどの表面的なことではなく、もう少し深掘りをしたデメリットをご紹介していきます。

真空管アンプのデメリットは2つ

  • 真空管に寿命がある
  • 異常のある真空管をつかってしまう

この2つに尽きます。

真空管に寿命がある

真空管には寿命があります。
「真空管アンプに詳しくなくても知っているよ」
こんな意見も出そうなので、深掘りしますね。

真空管は半導体とちがっていつまでも無限に使い続けることはできません

一般的に真空管の寿命は5000時間ほどと言われています。

デメリットいえばデメリットですが、真空管を小まめに交換して使えば、余裕で数年はもちます。

そうではく、真空管に「適正な電圧」をかけていないことが最大のデメリットにつながります。

適正な電圧を真空管にかけよう

適正な電圧が真空管にかかっていないと、真空管そのものの寿命が著しく縮んでしまいます。

みなさんのお使いの真空管アンプは大丈夫ですか?

ポータブルであればそこまで心配ないですが、据置きであれば注意が必要です。

注意すべきポイントはご家庭のコンセントの電圧。

AC100vが必要なのに100v以下や、100vをオーバーしていることがあります。

海外製品であれば昇圧トランスをお使いの方もいるかもしれません。
昇圧トランスをテスターで測定してみることをおすすめします。

詳しくは真空管の交換時期を見極める3つのこと【100本交換したマニアが語る】で書いていますので、こちらもぜひご覧ください。

異常のある真空管をつかってしまう

すでに真空管を交換されている方向けです。

現行で生産されている真空管であればそこまで気にする必要はありませんが、古いヴィンテージ管をお使いの方は「真空管内部のショート」に気を付けて下さい。

いわゆるNOS(新古品)であっても稀に内部でショートして使えなかったりします。
生産されたときから長い時間が経っているのでどうしても劣化してしまうんですよね。

購入の際は、真空管試験機で測定されたものがよくて、そういった記載がないものを選ぶと不良品を掴むことになります。

ショートした真空管はアンプを傷める

内部で異状のある真空管を使うと、アンプ本体のコンデンサーやトランスを傷める原因になります。

古い真空管を使ってから、アンプの音圧が全体的に下がったりしていませんかね。

一概には言えませんが、アンプ本体にダメージがある場合があります。

また、つないでいるのがヘッドホンだと音が鳴らなくな原因にもなります。
なぜかというと、内部でショートした真空管をつかったことが原因で、Focal Utopiaの「ボイスコイル」を断線させた経験があります。

ちょっと脅しのように聞こえたら申しわけないです。

実際に僕自身が、ヴィンテージ管を何も知らずに使って痛い目にあいましたので。
参考になれば幸いです….m(__)m

真空管アンプを選ぶべき理由

真空管アンプはぶっちゃけ手間や労力、専門知識が必要になります。

でもそれは、アナログならではの楽しみの一つとも言えます。
上記でご紹介したデメリットを解決していくなかで、真空管アンプへの愛着がわくのも確かで。

そして、手間をかけた分だけ音は良くなります。

真空管アンプの機種にもよりますが、半導体にたよらない「真空管の稼働率が100%」のアンプの音は、至高といって遜色ないサウンドですよ。

僕はWoo Audioというメーカーの真空管アンプを、据え置き、ポータブルの両方で愛用していますが、

最高の真空管ライフを過ごせています。

» Woo Audio WA8を徹底レビュー【真空管アンプの極み】
» 【review】Woo Audio WA22【究極の真空管アンプ】

真空管アンプのデメリットは2つだけのまとめ

今回の記事では、「真空管アンプのデメリットは2つだけ【実体験をもとに解説】」について書きました。

これから真空管アンプの導入を考えている方であれば、すこし難易度が高く感じるかもしれません。
しかし、真空管アンプでしか体験できない「音」があります。

デメリットもありますが、それをとってでも真空管アンプを選ぶ価値はあると思います。

今回は以上となります。

それでは、 ミヤ( @yo_ta2202)でした。