真空管アンプのデメリットは3つだけ【実体験をもとに解説】

真空管

真空管アンプ デメリット

真空管アンプのデメリットを知りたい人「真空管アンプのデメリットが知りたいな、、果たして真空管アンプを購入しても大丈夫だろうか?本当に音は良いのかな?」

こんな疑問を解決できる記事を書きました。

タップできるもくじ

この記事を書いている僕は真空管アンプの使用歴が5年以上。
真空管の総保有数が100本ほど。

現在はWoo Audio 「WA22」,「WA8」という純粋な真空管アンプを使って、極上の真空管ライフを楽しんでいます。

 

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結論、真空管アンプはかなり音が良いです。

なぜなら、ビンテージ管を搭載した真空管アンプは、半導体アンプでは鳴らせないサウンドだからです。

とはいえ、デメリットもありますので、詳しく見ていきましょう。

真空管アンプのデメリットは3つだけ【実体験をもとに解説】

真空管アンプのデメリットは3つだけ
真空管アンプのデメリットは下記をご覧ください。

  • その①:ハイブリッド真空管アンプを選びがち
  • その②:異常のある真空管を使うと壊れる危険性がある
  • その③:ペアの選別がそもそも難しい

1つずつ深堀りしていきましょう。

その①:ハイブリッド真空管アンプを選びがち

一口に真空管アンプと言っても実は2種類存在しています。

  • ハイブリッド真空管アンプ→トランジスタなどの半導体を使っている
  • 純粋な真空管アンプ→半導体を使わず、すべてを真空管で増幅している

上記のとおりです。

ハイブリッドアンプを選んでしまった結果、「真空管の音」が聴けていない可能性があります。

特にポタアンの真空管アンプをお使いの方は、注意しましょう。

具体例:ALO audio Continental Dual Mono

2015年に登場したALO audio「Continental Dual Mono」は、洗練されたデザインとサブミニチュア管を容易に入れ替えられるのが最大の魅力。

僕も愛用していましたが、肝心な真空管の稼働率(プレート電圧)がたったの12vとあまり動いていません。

要は、真空管の音というより、「トランジスタの音」に近いイメージ。

なお、「初代Continental」は88vと真空管メインのサウンドでした。当時から音が良いと言われていた理由です。

「じゃあ、どれが良いの?」という疑問が出てくると思います。僕のオススメはアメリカWoo AudioのWA8eclipseです。

オール三極管構成、ディスクリート構成、純粋な真空管アンプ

文字どおり半導体を一切使わない100%真空管稼働のアンプとなります。

WA8 eclipseの詳細については、Woo Audio WA8を徹底レビュー【真空管アンプの極み】で解説していますので、興味のある方は是非ご覧ください。

具体例:据え置き真空管アンプ

据え置きの真空管アンプもポタアンと同様でして、出力段をトランジスタなどの半導体に頼っているものは「ハイブリッドアンプ」となります。

  • 搭載する真空管:1~2本→ハイブリッドアンプ
  • 搭載する真空管:4本以上→純粋な真空管アンプ

上記のとおりです。

無駄にLEDで真空管を照らしていたりしますが、音質を損ねるのであまり良くないです。

なお、純粋な真空管アンプは価格が張ります。Woo audioの据え置きアンプは中でも秀逸。

ビンテージ真空管を手軽に楽しめますし、究極の真空管サウンドを体験できるはず。
詳細については、【review】Woo Audio WA22【究極の真空管アンプ】にて徹底レビューしていますので、参考までにどうぞ。

その②:異常のある真空管を使うと壊れる危険性がある

古い真空管は、「測定されたもの」を使う必要があります。

理由は下記をご覧ください。

真空管の交換は注意が必要

ビンテージ真空管を入手しても、迂闊に使うのは要注意です。

  • 理由①:管内部でショートしている
  • 理由③:経年劣化でヒーター断線の可能性
  • 理由③:寿命を迎える寸前の真空管

上記のような理由で、アンプやヘッドホンなどの故障の原因となります。

異常がある真空管を使うと、アンプ本体のコンデンサーや出力トランスを傷める原因に。

真空管を購入する際は、必ず測定されたものを選びましょう。

なお、僕は現在、真空管測定サービスをやっております。詳細については、真空管の交換時期を見極める3つのこと【100本交換したマニアが語る】の中盤で解説していますので、是非ご覧ください。

真空管アンプを使う5つのメリット

真空管アンプを使う5つのメリット
真空管を使うメリットは次の5つです。

  • メリット①:真空管特有のサウンドが楽しめる
  • メリット②:ビンテージ真空管に交換する楽しみがある
  • メリット③:二次的歪が倍音となる
  • メリット④:ヘッドホンを強力にドライブする
  • メリット⑤:真空管を見て楽しむ

上記のとおりです。

真空管アンプの最大の魅力は、真空管最盛期につくられた「ビンテージ真空管」に交換できること。

ビンテージ真空管と交換することで、真空管アンプ唯一無二のサウンドを楽しめます。

メリット①:真空管特有のサウンドが楽しめる

現在の半導体アンプには鳴らせない、「真空管特有のサウンド」が楽しめます。

真空管と言えば、"温かい音"のイメージが強いかもですが、本来の真空管アンプの音は解像度がとても高い。

ヴォーカルには艶を帯び、色気さえ伴います。低音域は深く弾ける。

真空管本来のサウンドです。

メリット②:ヴィンテージ真空管に交換する楽しみがある

真空管アンプの醍醐味といえば、真空管を交換することだと思います。
個性豊かなパッケージや、真空管そのものを集める楽しみは半導体アンプでは味わえません。

ビンテージ真空管の音質は、年式・国・メーカーで微妙に違います。

新しい「沼」への入り口ですが、いろんなメーカーの真空管を楽しみたくなりますよ。
» 参考記事:真空管の交換方法は真空管の交換方法【簡単な3つの手順】

メリット③:二次的歪みが倍音となる

ちょっとマニアックな話ですが、真空管には「歪み」というもがあります。

真空管は歪があるため、半導体と比較して不利と思われがち。

しかし、歪ばかりに注目すると、味のない音になるんです。

真空管は二次的歪みといわれるものが「倍音」となり、聴き心地のいい美音系のサウンドになることも。

正直、数値や理論だけでは語れないのが真空管の魅力だと思います。

メリット④:ヘッドホンを強力にドライブする

ヘッドホンを強力にドライブする
繰り返しにはなりますが、一般的に真空管アンプは「温かい音」と言われています。
“純粋な”真空管アンプの音はむしろその逆をいきます。

さらに、繋いだヘッドホンを強力にフルドライブさせ、本来のパフォーマンスへ導くのが特徴です。

真空管を見て楽しむ

真空管を見て楽しむ
真空管は見て楽しむことができます。

なんといっても、真空管の淡いヒーターの灯りがとても美しい。

なにも考えず、眺めるだけで癒されます。(音が良ければさらに最高ですね)

また、古い真空管を「現代」で使えるなんて”ロマン”しかありません。笑

「風情」すら感じることのできるのは真空管アンプだけだと思います。

真空管アンプは音が良い

真空管アンプは音が良い
ぶっちゃけ、真空管アンプは手間や知識が必要となります。

とはいえ、レコードのようなアナログならではの楽しみがあります。

手間暇を掛けてこそ、音は答えてくれます。
真空管アンプへの愛着がより一層わくのも確かで。

真空管アンプの機種にもよりますが、半導体にたよらない「真空管の稼働率が100%」のアンプの音は、至高のサウンドといっても遜色ないですよ。

今回は以上となります。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

それでは、 ミヤ( @yo_ta2202)でした。