Focal Utopiaを徹底レビュー【結論:神ヘッドホン】

FOCAL

こんにちは、ミヤ( @yo_ta2202)です。

これまでいろんなヘッドホンを試して、聴いてきた方の中で、その音質に
まぁこんなものだよね
心のどこかでそう感じたことはありませんか?

あくまでヘッドホンをとおして聴いている感覚。

今回ご紹介する『Focal Utopia』
「ヘッドホンをとおして聴いている」から「スピーカーサウンドを耳元で聴いている
別次元の音を聴かせてくれます。

・Focal Utopiaの詳しいレビューが知りたい!

・超高額ヘッドホンだし失敗したくないので、どんな音質か知りたい!

・せっかくならUtopiaを最高の音質で聴きたい!

こんな疑問を解決できる記事を書きました。

本記事の内容

  • Focal Utopiaを徹底レビュー【世界最強のヘッドホン】
  • Focal Utopiaの音質レビュー
  • Focal Utopiaを鳴らし切るために必要な3つのコツ
  • Focal Utopiaが世界最強のヘッドホンだといえる5つの理由

この記事を書いている僕は、Focal 「Utopia」ヘッドホンの使用歴が4年以上。
Focalヘッドホンのファン。

僕が視聴している据え置きの音楽環境は以下のとおりです。

Woo Audio / WA22

Wyred 4 Sound / DAC-2V2SE

Wyred 4 Sound / Ms Music Server
この投稿をInstagramで見る

 

Yosuke(@yo_ta2202)がシェアした投稿

トータル100万円以上の組み合わせになり、Focal Utopiaを完全に鳴らし切る再生環境です。

この記事でご紹介する『Focal Utopiaの音質レビュー』を読めば、公式ページに掲載されていない『Focal Utopiaのリアルな音質』がわかりますよ。

なぜならFocal Utopiaをフルドライブして聴いている僕が、実際に聴いて感じた本音だけを紹介するからです!

まずは、ざっくり『Focal Utopiaってどんなヘッドホンなの?』っていう概要から話すので、『Focal Utopia』が気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

そんなのいいから「早くUtopiaの音質を知りたい!」という方は
Focal Utopiaの音質レビュー」をクリックするとその場所までスキップできますよ。

Focal Utopiaのメリット・デメリット

メリット ・音質がずば抜けて良い
・まるでスピーカーサウンド
・重量のわりに疲れにく
・価格以上の音が楽しめる
・「音」も「見た目」もいい
デメリット ・開放型なので聴く場所を選ぶ
・本来の音を鳴らすのに少し苦労する

Focal Utopiaを徹底レビュー【神ヘッドホン】


結論、Focal Utopiaは世界最強のヘッドホンです。

「誇張しすぎじゃない?」って思われそうですね。

僕がUtopiaを全く知らない状態で「世界最強のヘッドホン」といわれても、ちょっと胡散臭く感じます。

ですが、実際に聴いてみると納得がいきます。

これまでの「ヘッドホン」の枠を超えた、新しい次元の音楽体験を「Focal Utopia」なら楽しめます。

世界最強であると同時に、一度聴いたら後にはもどれない「悪魔のヘッドホン」の側面も。

それが、「Focal Utopia」ヘッドホンを聴いた率直な感想になります。

スペック

  • 製品名 / UTOPIA
  • 重量   / 490g(本体)
  • 感度  / 104db SPL / 1mW@1kHz
  • 周波数特性 / 5Hz~50kHz
  • インピーダンス / 80Ω
  • ドライバーユニット / 40mm”M字型”ピュアベリリウム・ドーム振動板

メリット・デメリット

メリット ・音質がずば抜けて良い
・まるでスピーカーサウンド
・重量のわりに疲れにく
・価格以上の音が楽しめる
・「音」も「見た目」もいい
デメリット ・開放型なので聴く場所を選ぶ
・本来の音を鳴らすのに少し苦労する

Focal Utopia」は開放型ヘッドホンです。

具体的な音質を深掘りする前に、まずは内容物を見ていきましょう。


黒箱にUtopiaが収められています。

「LISTEN BEYOND」ではなく「THE SPIRIT OF SOUND」と刻印がありますね。

ちなみに、僕は2017年に購入しました。発売した初期なので、専用のキャリングケースが付いていません。
現在では「UTOPIA NP」と仕様変更されています。

具体的には、化粧箱や内容物が新たな装いになり、専用のキャリングケースが付属しています。

ヘッドホン本体は、マイナーチェンジなどはされていません。

Focalが「Utopiaヘッドホン」にとてつもない「熱量」と「自信」を込めているのがうかがえますね。

初期ケーブル


初期だと6.3mm標準ステレオプラグの無骨なケーブルです。

ヘッドホン端子は2ピンのLEMO端子。堅牢性がありますね。

全長が4mもあります。
無骨ですが、プロ用途なスタイル。

線材に関してはすいません。明確な情報が不明です。

リニューアルバージョンのUTOPIA NPでは、『Focal Stellia』や『Focal Radiance』と同様のケーブル仕様になりました。

・3.5mmステレオミニ(1.2m)

・XLR 4pin端子(3.0m)

同梱物は同じなのでおそらく線材は、24AWGのOFC線材になると思います。
※24AWG=0.5105mm

Utopia本体の形状


最近のモデルと違って、よりスピーカーを彷彿とさせる印象ですね。

ハウジング部分、センターのシルバーに輝くFOCALロゴにもこだわりが感じられます。

とにかくFOCALのヘッドホンは細部までこだわりと情熱を感じます。

レザー製のヘッドバンド。

メッシュ状になったハウジング部分。

ヘッドバンドとハウジングをつなぐ「ヨーク」とよばれる部分。

絶妙な薄さとカーブを描いていますね。

美しいです。

こちらはカーボンファイバー製。

ドライバーの位置。やや前方に傾いているのが確認できます。

イヤーパッド

Focal Utopiaのイヤーパッドは、20mm厚のラムスキンと、マイクロファイバーの2種類で構成されていまして、

一つは掛け心地のよさを、もう一つはスピーカーで聴いたときの「残響感」を実現しているとのこと。

Focal Stelliaのように極上の低反発さはないのですが、ほどよい密着度で耳が疲れません。

※イヤーパッドの交換の際は、パッドを気持ち強めに引っ張ると取り外しができます。

僕は4年ほどUtopiaを使っていますが、イヤーパッドの劣化はそこまで見受けられません。
わりと丈夫ですね。

Focal Utopiaの音質レビュー

Focal Utopiaの音質は「開放型ヘッドホン」でありながら、広大な音場かつ、とても厚みのあるサウンドです。

しかし、それはUtopiaを鳴らし切ってこその話なんです。

プレーヤー直刺しやドライブ力の低いポタアンをつないでも「Utopia本来の音」は楽しめません。

Focal Utopia」に関しては少しばかり鳴らしにくいことがデメリット。

ですが、完全にフルドライブさせたその先に「神のサウンド」といっても遜色ない、新しい音楽体験が待っています。

弾けるような「ズン」と重く、そしてキレのあるスピード感にあふれる低音域。

高域は高く伸びあがり、中音域が生々しいく響き渡ります。

そしてスピーカーのような空間表現。

「ヘッドホンをしている感覚すら薄れてくる」

そんな音を「Focal Utopia」は実現します。

繰り返しにはなりますが、2021年現在でも「Focal Utopia」は世界最強のヘッドホンだと断言できます。

Focal Utopiaを鳴らし切るために必要な3つのコツ


「Utopia」に関しては少しばかり鳴らしにくいと繰り返しお伝えしました。

公式スペックでは104db SPL /1mW、80Ωと標準的。

ですが、ドライブ力の強いアンプで鳴らさないと本来の音を楽しめません。

音の厚みや、低音域の押し出しがまるで違ってきます。

Utopiaを鳴らし切るためには

  1. アンプや機材にこだわる
  2. リケーブルをする
  3. 電源部にこだわる

この3つが必要だと、実際に聴いてみて体感しました。

オーディオはトータルの相性で音が決まるので、一概にこれが正解とは言えません。

僕の例で恐縮ですが、上記の方法でUtopiaのパフォーマンスが劇的に向上しましたので紹介しますね。

アンプや機材にこだわる

アンプやDACは可能な限り力を入れたいところです。

Utopiaは音源や機材の個性をそのままピュアに描き出します。

なので、機材に力を入れてみるとUtopiaもそれに応えて音色が変っていきますよ。

リケーブルをする

Focal Stellia」や「Focal Radiance」はリケーブルしなくても、純正のままでかなりいいレベルの音質でした。

しかし、Utopiaはリケーブルすることをおすすめします。

上記で、機材の個性をそのまま描き出すとお伝えしました。

それはケーブルでも同じ。

配線材の違いまでUtopiaは繊細に表現してきます。

線材ごとのリケーブルの変化を楽しめますね。

電源部にこだわる

オーディオにとって電源は大切な要素。

電源を、適正な電圧とクリーンなものに変えると、機材のパフォーマンスがかなり向上します。

結果はUtopiaが示してくれますよ。

これは余談ですが、「電源ケーブル」一つ変えただでもその変化をハッキリと鳴らしてきました。

その時はさすがに驚きましたね。笑

Focal Utopiaが世界最強のヘッドホンだといえる5つの理由

Focal Utopiaがなぜ世界最強のヘッドホンだといえるのでしょう。

ポイントは以下のとおり。

  1. 自社設計・生産ができる
  2. Focalの分析力
  3. ハイエンドスピーカーのノウハウを落とし込める
  4. ベリリウム振動板
  5. 徹底された音響特性

これら5つの相乗効果で、ヘッドホンとしての素性が飛びぬけて良質な方向につながっています。

深掘りしていきましょう。

自社設計・生産ができる

Focalのハイエンドスピーカーやヘッドホンは、フランスにある自社工場で設計から製造まで一貫されています。

一方、通常のヘッドホンでは、他社でつくられたドライバーユニットなどを、自社製品用に調節しています。

いわゆる社外品を使っているんですね。
この時点で、Focal製のヘッドホンと他社製のヘッドホンでの間に大きな差が生まれます。

Focalの分析力

FocalはUtopiaを開発する前にある調査をしています。

それは、世界に出回っているハイエンドヘッドホンを実際に試聴していました。

その結果「残念ながらすべてのヘッドホンが、ヘッドホンの領域を抜け出していない音」とFocalは判断。

「ヘッドホンであってもスピーカーで聴いてるかのような音質」を実現する。

そこをスタートラインにしているので、これまでのヘッドホンとは明かな差別化がされています。

ハイエンドスピーカーのノウハウを落とし込める

Focalは総合スピーカーのメーカーとして、世界各国で高い信頼を得ています。

そのノウハウを応用し、惜しむことなくヘッドホンに落とし込んでいます。

なので品質そのもがもはや別格。

具体的には、ヘッドホンの心臓部である振動板。

ここに金属製の振動板を使っています。

ベリリウム振動板

本機の要。

ヘッドホンの振動板には通常、プラスチックに金属コーティングされたものが多い印象です。

ひと昔前だと、紙や樹脂でできた繊維製の振動板も存在していましたね。

繰り返しになりますが、Focalヘッドホンの振動板は「金属製」

アルミ・マグネシウムといった金属製の振動板ですね。

それだけでもすごいことですが、Utopiaにいたっては「ベリリウム」とよばれる金属が採用されています。

Focalのハイエンドスピーカー、そのツイーター部分に使われているものと同じです。

ベリリウムはとても硬く、音速が早いのが特徴。

金属的な鳴り方もしないので、音楽そのもののを繊細に描き出してきます。

反面、加工が難しくとても希少。

加工の際に毒性もあるようなので安全面でのコストもかかっているようです。

このことが価格に直結していますね。

徹底された音響特性

ヘッドホンでスピーカーと同じ音響特性を得るためには、ドライバーの最適な位置決めがポイントとなります。
Utopiaのドライバーはやや前方に傾いていましたね。

スピーカーで音楽を楽しむ際、理想とされるのはスピーカーとリスナーが「正三角形」の位置がいいとされています。

そこをヘッドホンに落とし込んでいまして、絶妙なドライバーの位置調整で、ヘッドホンのサウンドに「定位感」を実現しています。

また、2つの素材で作られたイヤーパッドは部屋で音楽を聴いているような「音の広がり」をもたらします。

 

Focal Utopiaはこんな人におすすめ

Focal Utopiaヘッドホンは「ヘッドホン沼から本気で抜け出したい方、家庭にいながらハイエンドなスピーカーサウンドを楽しみたい方」におすすめです。

ヘッドホン沼にハマるとなかなか出られません。散財も増えます。

けれど、Utopiaであれば沼からの脱却が可能です。

僕は、Focal製品以外のヘッドホンはすべて手離しました。

超高額だし、それならスピーカーを買った方が良いという意見もあります。

その通りですね。

そちらの方が安くつく場合もあります。

けれど、ハイエンドスピーカーを専業にしているFocalが、その技術を応用させて「Utopiaヘッドホン」を生み出しています。
出てくる音は、スピーカーにより近いサウンドを「耳元」で奏でてくれます。

また、ご家庭の都合上、本当はスピーカーで音楽を楽しみたいけれどそれは厳しい。

そんな方もいると思います。

Focal Utopiaであれば、そこを満たしてくれるのでおすすめです。

同じベリリウム振動板を搭載した「Focal Stellia」もUtopiaに近い性能を体感できますよ。

Focal Utopiaレビューまとめ

本記事では「Focal Utopiaを徹底レビュー【神ヘッドホン】」について書きました。

約50万円台と、ヘッドホンとしては超高額。

一度聴いてしまうともう後に戻れない。

ある意味、とても危険なヘッドホンになります。

ほかのFocalヘッドホンをふくめて、Focal Utopiaは「最高峰」の仕上がりだと感じますね。

今回は以上となります。

それでは、ミヤ( @yo_ta2202)でした。

Focal Utopiaのメリット・デメリット

メリット ・音質がずば抜けて良い
・まるでスピーカーサウンド
・重量のわりに疲れにく
・価格以上の音が楽しめる
・「音」も「見た目」もいい
デメリット ・開放型なので聴く場所を選ぶ
・本来の音を鳴らすのに少し苦労する