Focal Stelliaにオススメのリケーブル3選【純正ケーブルでもOK】

Stelliaのリケーブルを探している人「Focal Stelliaをリケーブルしたいな。果たして、Stelliaと相性の良いリケーブルってあるのかな?実際にStelliaをリケーブルした人の意見が聞きたい。」
このような疑問に答えていきます。
タップできるもくじ
この記事を書いている僕は、Focal「Stellia」の使用歴が3年以上。
Focal Stelliaをリケーブルして楽しんでいます。
使用している音楽環境
僕が視聴している据え置きの音楽環境は下記のとおりです。
- Woo Audio / WA22
- Wyred 4 Sound / DAC-2V2SE
- Wyred 4 Sound / Ms Music Server
よりピュアで「リアルな音楽性」あふれるサウンドを構築しています。
Focal Stellaは、これまでの密閉型ヘッドホンの常識を覆しました。
リケーブルをすることで、さらなる音質向上が見込めますので、是非ご覧ください。
1.Focal Stelliaにオススメのリケーブル3選
リケーブルと一口にいっても、種類が多いので悩みますよね。
実際にリケーブルをしてみた結果、Focal Stelliaと「相性が良い」と感じたケーブルは、下記のとおりです。
- オススメ①:銀メッキ銅線+銅線32本編みケーブル
- オススメ②:4N純銀Semi-Litz 16本編みケーブル
- オススメ③:金メッキ+純銀線16本編みケーブル
上記のとおり。なお、再生環境も関係しますので、正解はありません。
あくまで僕の主観ですので、リケーブル選びの参考になれば幸いです。
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
オススメ①:銀メッキ銅線+銅線32本編みケーブル
Stelliaのリケーブルで失敗をしないのは、銀メッキ銅線+銅線32本編みケーブルです。
迷ったらこれを選んでおけば間違いないと思います。
理由は下記をご覧ください。
- 理由①:銅線と銀メッキのブレンドでHI-FIなサウンド
- 理由②:32本にも及ぶ極太の線径で「音の情報量」が多い
- 理由③:一聴して気付くレベルの音質改善が見込める
上記のとおり。据え置き・ポタオデでもリケーブルの威力を体感できるはず。
ハイエンドケーブルの中では、50,000円以内とわりと手が届きやすいのも決め手の一つ。
しなやかなので、装着時のストレスになりません。
決めては線径の太さ
銀メッキをしただけの銅線ケーブルは、線径が細いと高域が強調されがちです。
SilverRunningの特注品を使ってみた経験がありますが、全体的に音が薄い印象でした。
とはいえ、32本も編み込めば、まるで別次元です。
情報量が多く、音に厚みが出ます。
Stelliaは密閉型ですので、より上質な低音域と高音域が楽しめます。
オススメ②:4N純銀Semi-Litz 16本編みケーブル
純銀ケーブルは、一般的に高域過多なイメージが強いですよね。実際に、好みがはっきり分かれる線材です。
しかし、銀線でも「16本編み」ですので、全体的に情報量が多いケーブルとなります。
4Nとは、純度99.99%。よりピュアな信号の伝送が可能です。
超高解像度かつ、音の透明感が魅力の1本です。
Stelliaの音抜けが向上し、タイトで深みのある”豊かな低音域”に驚くはず。
Semi-Litz
「4N純銀Semi-Litz 16本編みケーブル」は、4N純銀Semi-Litzを16本も採用した非常に贅沢なつくりのケーブルです。
芯線の1本1本が皮膜されていますので「配線間の歪み」が発生しません。
また表皮効果により高周波特性の劣化が極小なため、ケーブルが長くても音が劣化しないんです。
透明な高音域と、広大なサウンドステージ、上質な低音域は圧巻。女性ヴォーカルを鳴らせば、「美しく甘い歌声」に意識を奪われます…。
オススメ③:金メッキ+純銀線16本編みケーブル
実際に試したケーブルの中で、最高レベルの線材でした。
まさに最強の一言...です。「①:銅線+銀メッキ線の32本編み」を余裕で超えてきます。
理由は、下記をご覧ください。
具体例:金メッキ純銀ケーブル
- 理由①:音数が多く、情報量が多い
- 理由②:圧倒的な解像度と透明感
- 理由③:低音域には瞬発力があり、深みがある
上記のとおり。味付けがなく、音源をピュアに伝送している印象です。
Focal Stellia本来の能力を、よりブラッシュアップして聴いているような、、そんなサウンド。
Stelliaは中音域の表現がうまく、全体的に「スピーカー」のような響きに聴こえます。
リケーブルすることでさらに美しく、純正ケーブルでは味わえないような、ひとつ次元を超えたサウンドを実現できます。
「4N純銀Semi-Litz 16本編みケーブル」との頂上決戦
「②:4N純銀Semi-Litz 16本編みケーブル」と「③:金メッキ+純銀線16本編みケーブル」はかなり甲乙つけがたいです。
あえて言うのであれば、下記のとおりです。
- 4N純銀Semi-Litz 16本編みケーブル➜S/Nや周波数特性は圧倒的に有利。美しい高音域が特徴
- 金メッキ+純銀線16本編みケーブル➜4N純銀ケーブルの透明感と「低音域の深み」が特徴
上記のとおり。正直、かなりハイレベルな戦ですので、あとは個人の好みで決まると思います。
なお、肝心な価格ですが、、両者ともに線材のみで10万円クラスのモンスターケーブルです、、、
敷居は高いですが、Focal Stelliaの良さを極限まで高めてくれます。究極のリケーブルを楽しみた方は「Focal Stellia用リケーブル【お申込みフォーム】」からお申込み下さい。入力端子の変更も請けております。
Focal Stellia用リケーブル【お申込みフォーム】
ハイエンドケーブルはこちらからお申込み下さい。線材、工賃含めた価格等を追ってご返信いたします。
ハイエンドケーブルの特徴
銀メッキ銅線+銅線32本編みケーブル | ・特徴①:音の情報量が多い ・特徴②:一聴して気付くほどの音質変化 ・特徴③:銀線の高音域と銅線による低音域のバランスが良い |
4N純銀Semi-Litz 16本編みケーブル | ・特徴①:S/Nや周波数特性が良く、高域が美しい ・特徴②:銀線なのに豊かな低音域 ・特徴③:リアルなサウンドステージで口元が近い |
金メッキ+純銀線16本編みケーブル | ・特徴①:高解像度でピントの合った音像 ・特徴②:圧倒的な情報量で音に厚みがある ・特徴③:音楽性豊かな生々しいサウンド |
ハイエンドケーブルの各種仕様
- 線径:約8~9mm ※3種類共に「しなやか」で取り回しが良いケーブルです
- 長さ:2m ※長さの指定に関しては「お問い合わせ」下さい。
- 入手端子:3極6.3mm標準プラグ
3極6.3mm標準プラグ
4.4mm 5極バランス
リケーブルのデメリット
Focal Stelliaのリケーブルをする上でのデメリットは、『線材を選ぶ』です。
Stelliaだけではなく、Focalヘッドホン全般に言えるはず。
Focalヘッドホンの特徴は、音源のリアルな再現とスピーカーのようなサウンドです。
音源だけではなく、機材やケーブルの色を描き出します。
つまり、機材のトータル的な相性や、ケーブルの質すらも表現します。
曖昧に選定すると失敗の可能性があるため、機材やケーブルの線材にはこだわりましょう。
2.Focal Stelliaをリケーブルしてみて気付いた3つの特徴
Focal Stelliaをリケーブルして気づいた”ある特徴”があります。
具体的には下記をご覧ください。
- 具体例①:線材を選ぶ
- 具体例②:機材の相性
- 具体例③:純正ケーブルでもOK
上記のとおりです。
1つずつ深堀りをしていきましょう。
具体例①:線材を選ぶ
繰り返しですが、Focal Stelliaは線材を選びます。
下手にリケーブルをすることで、Stelliaの良さが影を潜めてしまう可能性があります、、、
リケーブルに正解はありませんので、Stelliaの特徴を活かしつつ、探してみましょう。
具体例②:機材の相性
機材どうしの相性も大切です。
例えば、据え置きならアンプとDACの組み合わせ。
僕は真空管アンプを軸にしており、相性の良いDACや電源を構築しています。
再生環境は、ケーブルやヘッドホンの色を決めますので、可能な限りこだわりたいポイント。
なお、ポータブルではWooAudioの「真空管アンプ」を使っており、Stelliaのサウンドを限りなく昇華させます。詳細は、WooAudio WA8を徹底レビュー【真空管アンプの極み】にて解説していますので、是非ご覧ください。
WooAudio WA8を徹底レビュー【真空管アンプの極み】
「WA8の音質が知りたい!」←こんな疑問を解決できる記事です。本記事では、WA8を徹底レビューしており、音質から、他社メーカーの真空管アンプ比較をしています。「真空管ポタアンの極み」を体験したい方は是非ご覧ください。
具体例③:純正ケーブルでもOK
ぶっちゃけ、下手にリケーブルするより「純正のケーブル」を使った方がいい場合もあります。
というのも、2~3万円のリケーブルより、純正ケーブルの方が「低域の深さ」と「臨場感」が上でした。
意外と、純正ケーブルは侮れません。
「Stellia純正ケーブル」については下記のとおりです。
Stellia純正ケーブル
- 3極 6.3mm 標準プラグ(1.2m)
- XLR 4pin (3m)
上記のとおり、Stelliaには2種類のケーブルが付属しています。
※6.3mm標準プラグは着脱可能で、「3.5㎜ステレオミニ」への変更も可能です。
Stellia純正ケーブルの仕様

出力端子は、「2極モノラル端子」を採用。
線材は「OFC」 24 AWG。
※OFC=無酸素銅
※24AWG=0.5105mm
UtopiaはLEMO端子が採用されていたので、少しグレードダウンした感はあります。
» 参考記事:Focal Utopiaにおすすめリケーブル4選【線材別に解説】
デザイン性
Stelliaのデザイン性は、ケーブルにも活かされています。
「ダークブラウン」、「ブラウン」の2色の編み込み仕様。 上品な色合いに仕上げられています。
無骨なケーブル感はなく、Stellia本体との統一性もいいですね。
僕は、外出時にStelliaを持ち出します。
外では純正ケーブルに付け替えるくらい気に入っています。笑
Focalのロゴ
スプリッターの形状がよく、端子に印字された「FOCAL」のロゴバランスがとてもいいですね。
純正ケーブルは、なによりもStellia自体が輝きます。
外使いなら純正ケーブル一択ですね。
リケーブルで密閉型の壁を超える
純正ケーブルを絶賛しましたが、Stelliaは密閉型ヘッドホンです。
ほかの密閉型では鳴らせない領域のサウンドです。
しかし、純正ケーブル単体では限界があるのも事実。
相性のいいケーブルをStelliaに組み合わせることで、密閉型ヘッドホン特有の「モアっとした」独特の閉塞感から開放されます。
もはや密閉型ヘッドホンの域を超えたといってもいいレベル。
なお、Focal Stelliaの総合的なレビューについては、Focal Stelliaを徹底レビュー【脱・ヘッドホン沼】で解説しています。合わせて是非ご覧ください。
FOCAL STELLIAを徹底レビュー【脱・ヘッドホン沼】
Focal Stelliaの徹底レビューをしています。Focal Stelliaは、密閉型ヘッドホン「最高レベル」の音質です。実機の写真を交えつつ、網羅的に解説していますので、Focal Stelliaの導入を悩んでいる人は、ぜひご覧ください。
3.Foccal Stelliaを縦横無尽に楽しんでみる
Focal Stelliaは純正ケーブルでもとくに問題なくいい音を楽しめます。
むしろ、デザイン性もこだわるのなら、純正ケーブル一択かもしれません。 実際に出てきた音も良好ですし、純正のままでも十分に満足感は得られます。
とはいえ、さらに「いい音」を目指すのであれば、リケーブルは必須です。
きっと、ハイエンドケーブルの音質変化に驚くと思います。
ともに、Foccal Stelliaを縦横無尽に楽しみましょう。
- オススメ①:銀メッキ銅線+銅線32本編みケーブル
- オススメ②:4N純銀Semi-Litz 16本編みケーブル
- オススメ③:金メッキ+純銀線16本編みケーブル
なお、上記のケーブルに関しては、メーカー品ではなく完全に特注品です。
つまり、市販で入手することはできません。しかし、本数限りですが販売も可能です。より詳細な仕様・在庫等に関しては、「Focal Stellia用リケーブル【お申込みフォーム】」から受け付けておりますので、お気軽にご相談下さい。
Focal Stellia用リケーブル【お申込みフォーム】
ハイエンドケーブルはこちらからお申込み下さい。線材、工賃含めた価格等を追ってご返信いたします。